2018年も終わろうとしている。今年も色んなジャンルの方々にお世話になりっぱなしであった。また来年もボチボチよろしくお願いしたいところ。実生活の方では父の他界に始まり、自分が倒れて終わると言うなんともしんどい事が積み重なる時期でもあったので、来年はもっと楽させてもらいたい。

さて今年は両爬写真を意識的にあまり上げないようにして来た。理由は色々あるが、自分が見たい撮りたい写真が生物写真ではなく、あくまで自然写真だからと言うのが主たる理由かもしれない。

だが今の時代は生物写真の方が主流であるように思う。自然写真は被写体によっては見つけるのすら困難になってしまったほどで、あまり流行らないのだろう。その昔”動物写真はストックフォト”で、作って撮りに行く物ではないと言うのがプロの間でも常識だったように思うが、今はそうではないようだ。時代の流れに沿ってはいないが、自分の機材の揃え方、ライティングのコンセプトもあくまで自然写真に適した形に最適化して行っているので、効率よく静物を綺麗に撮るための形にはなっておらず、年に何度も良作を撮る事は正直厳しい。今のペースだと5年に1度撮れたらいい方かも。 8月頃からクオリティの低下も気にせずブログは更新してきたが、無理やり写真を何か捻出するのも厳しいなあと言うのが正直なところだ。とは言え自分の目指す方向はずっと変わらず定まっているので、来年はそのために少しでも無駄を減らし、多くの時間を目標に使いたいと思っている。

ところで上の写真は夏頃に撮った蝮の別カット。ピントは微妙に外しているし、納得行くクオリティかと言われると全然そんな事無い。のだが、夏に上げた物に比べてこちらの方が、夜の清流で休む蝮の穏やかな、それでいて外界に注意を払う、野生の表情が出ていてより好みだったりする。

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