望遠がかなりしっくりこない。唐突でアレだけど、なんかこう、TAMRON 150-600 G2の信頼性がイマイチ過ぎる。三脚使って静物撮ってもちょいちょいズレてるんで、精度出ない系なのかなあと。条件さえ良ければ…条件さえ良ければSIGMAよりかすかに解像する感じすらするんだけど。…ただ、鳥って条件良い事の方が少ないので、どっちかって言うとAF精度とか諸々のダメな点が目立ってる気がしてならない。

このジョビおは急に目の前に出てきたせいで、腹にピントが行ってるのとISO2000まで上げてるのもあるけど、なんか、重い割にこんなもんなの…?感が結構ある…。正直D7100+VR70-200/2.8(初期型)にKenko Teleplus MC7(2倍)で対DX1.3クロップ使ってた時と比べても、どっちかって言うと悪化してないか感が強い。AF速度も精度もどっちもね。

あと鳥の動きは先読みしている状況で鳥が動いた時なんかにAFが追い付かんのよね。置きピンで撮った方がマシじゃね案件が多い。ヒヨドリが樹幹でヘロヘロ舞う事はよくあるんだけど(何してるかは知らない)、そう言うの撮る時にちゃんと追従してくれない。

失敗例

上の写真は失敗例だけど、これ位大きな的はちゃんと合わせて欲しいなあ感。良い条件の写真じゃないから今回は別にいいっちゃいいんだけど、肝心な時にやられたら笑えない。これも解像力無い事で定評のある初代70-200/2.8にテレコンの方がマシだった。

で、静物なら別にこんなクソ重いシステム使わなくてもいいよなあ…?と思って、ニコワンと比較したった。150-600使う時はDXクロップで900mm相当が殆どなので、ニコワンも約920mm f/4.8のシステムで。

イソヒヨは10m以上20m未満、ウスタビ繭は6m位?離れた感じ。イソヒヨが反逆光な上に距離もあって条件はあんまりよろしくなく、ウスタビ繭はド順光。ぶっちゃけ止まりものなら大差ない気しかしなくない…?見分け付く人いるのかな…。

ちなみに正解はどっちも上がNikon1 V2。解像的な事が大差ないので、あとは被写体が動いた時のボディ性能の差と大きさの差だけども、ボディ性能は流石にFXの圧勝、小ささ軽さはCXの圧勝って感じだ。V2は電子シャッターによる高速連写があるのと、ベストモーメントキャプチャ(いわゆるパスト撮影)があるところが強い。FT1経由で使える機能だったかは失念したが。FXは言うまでも無くOVFによるロストのリスクの低さが強み(DXでも一緒だけど)

でも正直な事言って、どっちも鳥には向かんよなーと思ったりする訳で…。FXで行くなら大口径レンズ無いとやってられんし、CXならCXの70-300無いとやってられん。ってな訳で、ガチの鳥屋なら大口径買う以外選択肢ねえよな。生憎ガチの鳥屋じゃないし、この季節は蛾も両生類も追いたいので、それでは機材が重すぎてやってられんのですわ。

さて…ここまでが前置きみたいなもんで、こっから本題なんだけど、追いたいものが色々あるこの季節、最も適したシステムってなんだろ?主に困ってる原因を作ってるのが鳥用の望遠なんだけど良策ないかなあ。

とりあえず、色々考えて捻り出した選択肢は
①変更なしの現状維持:ほぼ諦め
②500/5.6PF導入:ガチ寄りにシフト。但しそんなに良い被写体は近場にはいないので持ち腐れ感が凄い。
③300/4PFにテレコン導入:軽さに寄せて、望遠はやや諦め気味。虫や両爬にも使って行く感じ。
④70-200/2.8E FLにテレコン導入:③とほぼ同じ。マスターがより両爬向きなだけ。
⑤CXでどうにかする:③や④の併用でも良いけど、ボディ性能は連写のみ頼りにMFで頑張る方向。
⑥DXでどうにかする:無難な所で対DX1.3クロップがあるD7100以上のボディに100-400か、300/4PFにTC-14E IIIかを導入する感じ。
⑦他のシステムに乗り換え:OM-D E-M1 mk2に300/4PRO +1.4倍テレコンとか。ついでに12-100/4PROと60マクロ導入して他の生き物も全部これ。FXはポトレ用のみ残す感じで。

うーん…(笑)
まあ結局条件や環境次第なんだよな…。あと写真に対するモチベが滅茶苦茶低下しているので、なんかごっそり変えるかシンプルにしても良いかもしらん。

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