一見すると何がどうなっているのか、カエルを見慣れない人には全く分からない写真かも知れないが、モリアオガエルの産卵前の姿だ。Y字の枝のすぐ上で足をピーンと伸ばしているのが雌。はちきれんばかりの腹を見て頂ければ、見慣れていない方にも分かろうかと思う。 一匹の雌に対し、写真に写っている範囲で6匹の雄が群がっている。

このまま粘っていれば産卵が始まったのだろうが、雨も降らず、気温も低かったせいかどうも動きが鈍い。この時既に1時半頃だったが、夜が明けるまで粘っても大して面白い絵にはなりそうも無く、そもそも望遠で撮影せねばならぬような微妙な環境だったので最後まで見届けずに帰ってきた。

ちなみに上の写真で既に420mm f/4のレンズを使用している。モリアオの夜間撮影としては既にかなり無茶な感じだ。基本的には平地に森が近いような場所の浅い沼地で、標準や広角レンズを使って狙った方が絵的にも撮影難度的にも楽なので、そう言った写真は気軽に撮れる人に任せてしまった方がいいかなと思っている。

折角何の因果か生物写真を趣味にしてしまったので、絵的には面白くなくても変なシチュエーション、あまり着目されないようなシチュエーションを中心に、現実の断片を見せて行けたらなあと思っている。

そう言えば昨日のクチバスズメの写真は2灯撮影なのだが、普段常用しているディフューザーが泥で汚れてきてしまって、左半分が黄ばんでる。シングルで黄色いだけなら補正出来ん事も無いが、ミックス光源になってしまうと対処が面倒だ。さすがに作り直さねばならぬかなあ。

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