推しNo.1の蛾への願掛け(?)として、2018年の6月に兵庫県宝塚市で撮った推しNo.2のエゾスズメの写真でも貼っておく。当時は現像する暇も無かったが、今回現像はやり直した。最初蛾を追い始めた頃は全然出会わなかったけど、最近では初夏になれば安定して会える感じのある蛾。
幼虫はオニグルミを食べるので、川沿いの斜面とかそこそこの山へ行けば割とよくいる感じはするが市街地近辺で見る事はほとんど無いので、縁がない人はひたすらに遭遇しなさそうだ。止まり姿勢の時に後翅が前翅からはみ出す止まり方が狭い界隈で超有名となった感じがあるが、それ以外にも翅に浮かび上がる青紫の模様も妖艶でめちゃくちゃカッコイイ。上の写真はちょっと青みの強めの個体にライティングでその模様を誇張している。褐色が強い個体の方が圧倒的に多いので、全体的にはもっと地味な印象はある。
こちらは2017年の7月に兵庫県養父市で撮ったもの。こっちの方が良く見るタイプの色味に近いかな、と言う気はするが演色性の悪い光源(水銀灯とか)以外の正常な光源で現物を見た事が無いのでなんとも言いづらい感じはある。撮影時は大体水銀灯とフラッシュ(蛇に気付かれない為に作ってあるライティングなので演色性悪い)と環境からの反射のミックス光源となってしまう事が多く、虫用のライティングをちゃんと作らねばならんかなとは思っている。
ちなみにどちらも灯火に飛来した個体を近場の木に移し替えて撮ったもの。
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