ライトしたりするとたまーに紛れているミミズク。珍しくライトじゃなくて草むらで普通に見つけたのでちょっと嬉しかった。ミミズクっても鳥じゃなくて虫の方ね。見りゃわかるとは思うけど…。カメムシ目ヨコバイ科に属しているが、この仲間はどこか愛嬌があって良いと思う。カメムシ目って言うのがマイナスイメージな気がせんでもないけど、目で言うならアメンボだってタガメだってミズカマキリだってカメムシ目だし、それ以前にセミだってカメムシ目だしなあってやつだ。

・・・とりあえずミミズクについて語れる事はほぼ終わったので、写真の話するぞ。

今回はお遊びで、昔海外勢の間で流行ったシャープネス処理のやり過ぎバージョンでお送りする。シャープはかけ過ぎると被写体の周辺に縁取りが出来てしまうので、Twitterとか見てても時々「あー、これシャープかけすぎでしょ…」とか「明瞭度上げ過ぎでは…」とかそんな野暮なツッコミを心の奥底でしていたりする事があったり無かったりする。まあ自分としても、ピント合ってる所はちゃんとシャッキリしていて欲しいので、気持ちはわかるし、時々やけくそで思いっきりシャープネスかけちゃう事もある。

で、シャープのかけ方もいろいろあって、どれが良いんだって話なんだけど、結論から言えばンなもん好きにせえよとしか言いようがないんだけど、ちゃんと追い込む時はカメラの仕上がり設定でのシャープネス(Nikonの場合は輪郭強調)はあんまり使わんほうがええね。割と雑だし。

と言いつつ自分自身ものぐさ野郎なので、Web用途の場合は毎回仕上がり設定(Nikonなのでピクコンの輪郭強調)で大体片付けてる。んだけど、ちゃんとした出力の場合(殆ど無いけど展示とか)にはちゃんと出力サイズ考えてシャープネスかけてやりたいよね。

若干それ気味な話を少し戻して、シャープネスのかけ方としてはピクコンの輪郭強調を弄る、現像ソフトでシャープネスをかける、アンシャープマスク(以下USM)をかける(*現像ソフトのシャープ処理がコレの事も多い)、明瞭度(ローカルコントラスト)でシャープに見せる、ハイパスでシャープ処理する、等々色々な方法がある。

重複になるけど、シャープ処理なんかは好きにやりゃ良いっちゃいいんだけど、仕上がり設定に依存していると、使ってるカメラのメーカーが変わると結構印象変わっちゃうんで、出来る時は手法を統一しておきたい。特にOlympusのカメラはデフォルトでシャープ強め、明瞭度高めなので。ちなみに僕がちゃんとシャープかける時はピクコンの輪郭強調は0にして、USMでベースのシャープ感を決めて、ハイパスで追い込むのが割と好み。明瞭度は全体の印象まで大きく変えてしまうので極力触らない。まあハイパスで処理する時なんてよっぽどの案件だけだけど…。

実際使う頻度的にはピクコンでなんとかする>Sharpner PROの力を借りる(手は抜けないけどじっくり追い込む程でもない時)>ハイパスで追い込む、ぐらいの感じ。

まあ出力が小さければ適当でもバレなかったりするんだけどね。今回のミミズクの場合はどう言う印象で見えるかな…?
たぶん小さい画面で表示されてる分にはそこそこシャープに見えるはず。拡大すると破綻してるのがよくわかるね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です