前回の続き。

(※今回は若干当事者にしかわからない内容が含まれているかも知れない事、ご容赦くださいまし。極力知らん人が読んでも大丈夫なように配慮しているつもりですが、いかんせん僕の能力不足・回復不足により、気が回ってないかも知れません。すんません。まあどうなるかわからんけど。
 あとこの日は人間撮影メインでやってたので、普段より一層生物写真のクオリティ下がります。)

さてさて…

某北方の山でライトラ後、翌日の都合でそのまま山の東屋で野宿です。…と言っても僕は屋外で殆ど眠れないので一晩中直翅の写真撮ったり夜景眺めたりして遊んでました。まあクマ怖いので人の多い所からは遠く外れず…ですが。山中の東屋にふかふかのおふとんください。どうにか外でも眠れるようにならんかなあ…。シュラフとマット、枕は流石に人様の車に積み込むには荷物大き過ぎになるのよね。なやまし。

…で、なんやかんややってたら朝。

某北方の山をあとにして、 この日は地元(?)の標高600mちょっとの山を目指します。 先に到着しているちびオオセンチ氏と、もう一人スペシャルな(?)ゲストと合流するために。毎度割とアバウトな行動をするちびオオセンチ氏の事なので正直僕もぽんさく氏も開始はちょっと遅い時間だろうと勝手に思い込んでいたのですが、まさかの向こうは朝8時出発とのこと。予想到着時間9時過ぎ位?と言う事で、我々も慌てて7時前から下山、高速をかっ飛ばして戻ります。

車に乗る事2時間半ほど。ちびオオセンチ氏より30分程遅れて某山山頂到着。
駐車場付近で既にちびオオセンチ氏とスペシャルな御方が溝の中で何やら撮影中。完全に不審者のソレです。
写真はもしかしたらご本人達が上げるかもだし、許可も取ってないので割愛しますが、初対面が溝の中って…いかにも虫屋らしい出会い方(笑)

とりあえずぽんさくCarを駐車場に止めに行くと、そこには湘南ナンバーの赤いCX-3が。

そうです。そうなんです。ぴよぞのさn…もとい、尾園さん、その人です。前日オリンパスギャラリー大阪で公演があって大阪滞在中だそうですが、フィールドご一緒する流れになろうとは。突然の事でびっくり。流石ちびオオセンチさん、ちゃっかりしてると言うか抜け目ないと言うか。

ちなみに尾園さんは溝の中で何をしてたのかと言うと、オオセンチコガネを撮影中だったようです。今日の目的はこれだったそうですが、僕らが合流する前、開幕10分ぐらいで目的達成って…(笑)

そんな訳で早速やる事が無くなってしまい、どこに行こうか?となったものの、シーズンが微妙なので特にこれと言ったものが思いつかないちびオオセンチ氏&ぽんさく氏と、 地域には詳しいものの虫の事が全くわからん僕。あと正直到着していきなり別の場所に行くとは思って無かったので…(言い訳)。まあ歩きながら何するか考えようかと言う尾園さんの提案で周辺をうろうろ開始。

ちなみに完全に余談ですが、ちびお曰く尾園さん、ぽんさく、僕(と、この場にいなかった北の鱗翅屋さん)の4人は、レンズ沼に引き込むことが大好きな悪いやつ(ほんまか?)だそうです…。

尾園さんが見つけたタゴガエル(多分)。僕は顎の下の確認はしていませんが、他の方が見た所顎の下の雰囲気はタゴであってそうとのこと。なおこの市のこのポイントは極稀にしかヤマアカガエルが出現しません。(山の反対側斜面に当たる隣市から上がってくる個体がいる)。

”広義の”手すりの上にいたヒメカマキリの幼虫。みんなで撮影開始。各々どんな写真を撮ったのか楽しみではあります。みんな写真を上げるかは知りませんが。僕は写真を撮る人を撮る人を撮る人(撮影者マトリョーシカ的な)やってたので、立ち去り際にぱぱっと一枚だけ…(笑) でもこの子ほんとちっさかったんすよ。なんか小枝の欠片か葉っぱクズか、みたいな。みんなよく見つけるなあ。

黒いもけもけ。何のようちうだったか聞きそびれた…(笑)
このようちうを手に乗せたちびオオセンチ氏を撮るぴよz…尾園さんの写真が僕のこの日のベストショットなのですが、人間の写真なので省略。って言うか許可取るの忘れた。

シオヤアブさん。ケツの白いふさふさとか可愛かったんですけどね、正面顔もなかなか良きかなって事で。

で、ぐるーっと一周した辺りで、なんとなく転戦する先が決定したので移動を開始。気軽に生物探せる箕面を目指す事に。道中ナビが通行止めを無視しようとしたり、わざわざ有料道路でショートカットした分をまた戻ってやり直しさせようとするポンコツっぷりを発揮したりと言うトラブルに見舞われつつも、予定よりちょっとだけ時間かかってなんとか到着。

・・・が、そこには人、人、人…。
たかが週末なのに、かつて見た事の無いレベルの人間の数。一体なんだと言うのか。見た所何もイベントとか開催されている訳では無さそうなのに滝の上の大日駐車場がぼったくり価格になってるし、なんぞこれ案件。とは言えどうしようもないので人混みかき分けのそのそ移動開始する一行。

クサギで吸蜜するアゲハ。
「クロアゲハ?」
「カラスアゲハ?」
「オナガアゲハ?」
みんな専門外だからなのか適当。
いや、ちゃんと見たら皆さんすぐわかるような方々だと思うのですが、蝶に対する興味の薄いこと…(笑)

アゲハを適当にスルーして、滝の上から下の昆虫館を目指します。道中獣を撮影したり、セミ撮ったり、ヤママユ見つけたり。

上のは飛び去るヤママユ(笑)
中央やや下に見える白っぽいピンボケ&露光Overしたソレがヤママユです。

ちなみに尾園さんは大阪出身であり、ぽんさくの先輩にもあたるそうで、僕らの適当なノリの会話にもちゃんとツッコんでくれたりする素敵な方でした(笑)

そんな感じでワイワイ言いながら目的地である昆虫館に到着して館長である中峰さんにご挨拶。僕は今年お会いするのは2回目ですが、実は全然接点が無いお方。多分先方は僕のコトは名前すら知らない…よね、多分。

で、中峰さんに面白そうな場所を幾つか教えて頂き暫し散策。オオゴキさん撮ったり、蜘蛛撮ったり、カメムシ撮ったり。また見に来たい感じです。ちなみに移動してからと言う物、僕はひたすら人ばっかり撮ってたので以降生物の写真が殆どありません…(笑) まあたぶんみんな写真上げてくれると思います。きっと。いや、どうかな…。

そんなこんなで気が付けば夕方16時。尾園さんは夜には北に移動されるとの事で、その前にと近場のご飯屋さんへ。しかし辺境駅故かどこもまだ準備中ばかり。しばし彷徨ったのち数少ない営業中の中華料理屋へ入ってだらだら。メンバーがメンバーだからか、ひたすらユルく適当な感じです。ちびおにD7500を買わせようとしたり、北の鱗翅屋さんの面白エピソードを山ほど聞いたり(笑) 僕は北の鱗翅屋さんには一度もお会いした事が無いのですが、めちゃ会ってみたくなりましたね。話を聞く限りは双方神経質っぽいので気まずい感じにしかならん気もせんでもないですが←

なんだか前の晩に一睡も出来なかった割にはしんどさを感じる事も無く、するするーっと時間が過ぎて行った感じで楽しい一日でした。良い意味で特に気負わずふわっとした感じで過ごせてよかったです。まあ僕の脳味噌死んでたので、もしかしたら失礼があったやも知れませんが、その場合はサラッと流して頂けたらなあなんて思ったり…。

ってな訳でこの日は終わって行ったのでした。

・・・と何事も無かったように終わりたいのですが、尾園さんと別れてあとは家に帰るだけと言うタイミングで、一睡もしてない事、機材が重過ぎな事、夜寒過ぎて冷えた事(気温14度で風速20m/s…)、東屋の床硬すぎた事等が相まって、腰痛が炸裂。ちびオオセンチ氏とぽんさく氏には荷物を持たせてしまったり、帰りに無駄に時間がかかってしまったりしたこと、ここで再びお詫び申し上げまする。

ご迷惑をおかけしました…!

ひとまず、長風呂と爆睡キメて仮復活しました:)

最後はなんの脈絡もなく、かっこよいトリバガを貼って終わりにします←

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