蛾のような低反射の被写体ならある程度対策は取れるようになって来た。

しかし、相変わらず甲虫や蛇、カエル等が上手くいかない。
日中活動するグループなら問題はそこまで大きくならないが、困るのは夜行性グループ。
望んだとおりの綺麗な光を回そうとするとキャッチライトが酷い事になるし、かと言ってキャッチ重視だと影が酷い。
理想的には大型のディフューザーを用いるか、2灯以上のライティングが必須。
そうなると今度はフィールドの生き物相手にそんな悠長なセッティングをしていると逃げられると言う問題がある。

今の所これらの問題を上手く解消しているカメラマンはプロアマ国内外問わず見た事がない。
全体の質感が良いのにキャッチライトが残念か、キャッチはまぁまぁだけど全体の質感が酷いか。
或いはそれらを解消していると思えば、ただ捕まえてベストな環境で撮影しているだけか。

当然曇天や晴天のような広大なライトを用意できればあっさり解消する問題だが、夜行性の場合そうもいかない。
さてさて困ったぞと思いながら専用のライティングを作り続ける日々。
果たして求める光が得られる日はやって来るのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です