一応毎日何かしら書こう書こうとは思って投稿フォーム開くものの、結局思うところあり過ぎてやっぱいいやってなる今日この頃。

さて。
今回は手すりや杭と言った楽なポイントが無い自然林でフユシャク探していると、大体どんな場所でもアホみたいに目に入ってくる物。

ヨコヅナサシガメの幼虫の集団越冬。
どこ行っても最低必ず1集団ぐらいは見かける。

■広角表現の事
今回なんとなくAPS-C用魚眼ズーム17㎜でクロップ無しのフルフレーム使用してみたが、やっぱりAPS-Cで周辺にあたる部分ぐらいからもう解像してなくて色々つらい。一応これでも0.36倍あるので広角の中では比較的寄れる方なんだけども、それでもフルフレームだといまいち寄り切れない。Fマウントには8-15㎜の円周魚眼ズームがあるが、アレ買えばこのレンズよりマシにはなるんだろうなあ…。お高いが。それにしても広角・接写・周辺・フルフレームとなると不利条件の乗算でダメダメだろうけれど。

背景入れたい広角マクロの時のレンズ選択は今のところどのレンズも妥協の領域なので、一昔前の等倍Over撮影のように試行錯誤の世界。その内どこかのメーカーが寄れる小口径の広角出して来たら世界は変わるんだろうなあ、とは思っている。

広角の選択肢としては色々あって、あえて各社の現状ラインナップをカテゴリ分けすると
①魚眼系ズーム
②0.2倍前後の超広角単焦点
③0.4倍前後の広角気味単焦点
④ドアスコープレンズ
⑤Laowaの特殊レンズ群
と言った感じなんだが、どれも一長一短。その他にもあるにはあるが、上記いずれかの下位互換なので予算都合や重量の都合以外で選ぶ必要は今のところない。

①は周辺解像がネックで、魚眼故の湾曲はメリットにもデメリットにもなり得る。そして接写用途で出目金レンズはめちゃくちゃ怖い。高級品になればなるほど。マクロ的にも倍率は今一つ。タテハチョウ位のサイズからは使っていける。
②はいずれも解像力が高く歪みが少ない反面、最大撮影倍率がめちゃ低く小型の虫には向かない。アゲハ等大型の虫を背景絡めて風景的に撮るのは最高に楽しい。
③Eマウントのタムロン湯飲み3兄弟を除いて広角としては中途半端な製品が多く風景的には撮れないが、生息環境入れて撮る程度でいい向きには最高。
④は魚露目とかがそうだけど、あえてレフ機でやる必要は全くない。TGとかにつけた方がAFの精度を除いて扱いやすい。画質は言わずもがな。表現的には①に近いが、より小さな被写体用。
⑤15㎜は口径デカ過ぎて接写に向かない。これで接写できるってのはそもそもその時点で条件が揃い過ぎているきらいがあるので、条件に恵まれない場所では致命的。これをAPS-Cで使うならEマウントの湯飲みレンズ()の方が画質面でも取り回しでも有利と言うのも今となっては残念。出た当初はオンリーワンだったが。強みはそのまま、条件が揃っている時に画質を維持しつつ同じ表現ができる物が他にない事。
24㎜はその形状故の扱いにくさ、 防滴性能の余りの低さ 、画質の悪さ、色の偏り、を除けば表現の面では万能。だけど明確なビジョン無く使ってもただの使いにくいレンズとなるのでこれも使用条件が限定的。とは言えこれを使うビジョンがある人には現状必須級。
10-18㎜はZとE専用だが、①と②の中間として運用するのであれば多分一番適任。これもEマウントの湯飲み3兄弟の最も広角側に比べると、広角マクロとしては微妙さが際立つ。ただの超広角ズームとしてはかなり欲しい一品。

いずれにしてもデメリットをデメリットと感じない人にとってはドはまりして最強のレンズとなり得るポテンシャルはあるにはあるけれど、ちょっとでもデメリットを感じる人にはダメの極みなので、今後より高画質なシステムが出れば都度更新されていくのだろう。基本的にどんな被写体でもそうなんだけど、悪い条件に行けば行くほど機材のバリエーション、質でカバーしなくてはいけなくなるのがつらい所。

自分としては20㎜未満で小さな被写体にも対応できる口径の小さなもの、20㎜前後で0.4倍程度、35㎜前後でハーフマクロ…と揃っていれば有難いのだが、一つのマウントシステムで完成させられる物が現状無いのが厳しい。Laowa15mmの鏡筒をごりっごりに改造するのもありかなと少し考えている。もしくはボディの信頼性が低すぎて嫌だけど、Fマウントレンズとサードパーティーでガチガチに固めたら万能になるEマウント乗り換えか。

■フユシャク
我が県は2016時点の記録を見る限り、正式に確認されているのはたった4種。だが、個人的に探し回った程度でも11種確認できている。恐らく真面目に探している人口が少なすぎるだけ。んで、確認できているとは言え、標本を採っていないので正式に報告できるものではないのかもしれないが、とりあえず確認したのは以下。

ナカジマフユエダシャク♂
クロスジフユエダシャク♂
クロオビフユナミシャク♂♀
ウスバフユシャク♂
ナミスジフユナミシャク♂♀
クロテンフユシャク♂
ヒロバフユエダシャク♂
チャオビフユエダシャク♂
シロフフユエダシャク♂♀
フチグロトゲエダシャク♂
トギレフユエダシャク♂♀

ぶっちゃけもっといるとは思うが、ガチの虫屋でもないので見たい物が見られたらそれで満足な自分はこの辺で十分。短報書く人ならもっと探してもいいのかもだけど。

僕的にはK市以西、S市以北であれば良い具合の柵がある場所もそれなりにあるので探しやすいが、通うには困難の極み。逆方向の隣県もイージーな場所が多いが、こちらもやや通うのは困難。探しやすい環境が近くにある虫屋がもっと頑張ればいいと思うけど、あまり期待は出来なさそう。

■アニメ
歌舞伎町シャーロック、11話見た。前回予想した通りだが、思った以上のキャラクターで後味の悪さが際立つ。この辺りは古いミステリにはよくある感じではあるものの、近年のアニメ作品って意味ではよくまあ描いたなって感じも無きにしも非ず。次どう締めるのか。トータルして見ると、今のところミステリ好きにはおすすめできる作品。

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