最近かなり暖かい日が続いていて、アカガエルを見るにはかなり好適な条件が続いたと思います。遥か南の地ではヒキガエルも始まっていますし、見に行く時間、欲しいですね。

で、かのアカガエルですが、ニホンアカガエルは我が家から車で1時間以上行けば一応隣の市で見る事が可能です。可能ですが、人家のすぐ裏だったり夜間立ち入り禁止の公園だったりが多いので、ちゃんと見たければ2時間ぐらいはかけて移動せねばならないのですが。それからもう最近はみんなその場所に見に来ている感じあるので人が来ない場所に行きたい、と言うのもあります。人の口に戸は立てられぬと言いますし。

で、そんな隣の市と我が市の間には低山があり、その山の奥の奥にはそう言えば湿地があった事を思い出しました。遠い昔、僕が住む地域が出来るより前、山中にあったと言われる田んぼの名残らしいですが、今はもうそこへ辿り着く道さえ消失しています。その場所へのアクセスは隣の市から約4時間道なき道を藪漕ぎしながら歩かねば辿り着けません。我が市の方からはさほど距離は無いものの崖を登らねばならず。

と言う訳で登山家でもあるK氏と共に意を決して峠越えをしてきました。

・・・

と、ここまで書いた時点で、もう成果はお分かりですね…。
今日の写真がカエルじゃない時点で…。

そうなんです。
完全に徒労です。
山一つ挟んだだけでこの生息状況の差は一体何なのか。まあかつて田んぼがあった頃にアカガエルがいたと言う文献も無いので、ダメ元ではあったのですが。

これで一部私有地を除きほぼ我が市の湿地・池・水場と呼べるものは全て見たと思いますが、アカガエルは極々一部の超例外案件を除いて絶望的…と思ってよさそうです。

ちなみに本日の写真はヤママユガの繭with極小カタツムリ。

繭についた黒い点のようなもの2つがカタツムリです。

なお、下山は我が市側の崖にロープをはって降りてきました。(山の所有者の許可あり。)そのままにして良いとは言われたものの、環境には良くないと思うので後日またK氏と共に回収に行ってきます。

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