先日 ―1月29日の晩― にまた少し時間が取れたので、このブログでは再三出てきている大阪府のフィールドに佐藤さんとフユシャクを見に行ってきました。

ここの所ずっとOM-D E-M5 MkIIで妥協していたのですが、やっぱりちゃんとフユシャクで機材比較写真撮っておきたいな、と思い、嵩張るライティング機材を色々詰込み…。レンズ3本しか持って行かなかったのに30Lリュックがはちきれんばかり。

 一発目は、その日の夜にTwitterに貼ったカットの補正Verです。薄暗い雰囲気で出力したんですが、流石に暗すぎたかなーと言う事で、現像しなおして露出をややオーバーかな…と言う所まで上げています。彩度低めでアンダー気味の方が僕は好みだったりはするので、意地と言うかなんと言うかで彩度は下げました。
 それから特に意味は無いのですが、なんとなく使いたかったからと言う理由でLaowa 24mmを使っています。絞りはF22のノーファインダー撮影。
 フユシャクの交尾と言うと、雄雌両方の顔がちゃんと見える真横のカットや、真上から撮ったカットがメジャーな気がしたので、あえて頑張ってる雌にフォーカスを。被写体はウスバフユシャク…のはず。Twitterでも誤同定警察がかっ飛んで来てないので合ってるんでしょう。多分。

折角なので、なんだよこのアングル感ある写真も。こう言うノリと勢いだけで撮った写真に深い意味を求めてはいけません。1枚目の物と同一個体。こちらもLaowa 24mmで。

レンズ変わってこちらも同じくウスバフユシャクの雌…だと思います。上の個体とは別個体。絞りF5.6。

前の物と同一個体。絞りF8。今回使う機会があったのでLaowa 100mmを使ってみました。FFで撮影倍率2倍もあればフユシャクの雌撮るぐらいなら丁度良い感じですが、やはりF8程度では被写界深度が浅く、最低でもF16程度には絞りたい感じです。

とは言えこのレンズ、シャープネスが申し分ない反面…と言うか申し分ないからこそ、なんですが、絞り込むと二線ボケ傾向がめちゃくちゃ強いです。絞り羽の少ないFマウント用だからかも知れませんが、FF機でがっつり絞って使う…と言うのはだいぶ微妙かも。F4~F5.6でフォーカススタックすればだいぶ良い映像は得られそうですが、まあ僕は深度合成あんまり好きじゃないので…。

なお60㎜マクロや25㎜マクロも拝借したのですが、僕が自分のレンズ用に用意しているライティングではレンズ長等いまいちしっくりこなかったので今回はそれらの写真は無しです。

そう言えば先日の記事に書いた、チャオビフユエダシャクと思しき雌がまたいたので、こちらはE-M5との比較目的で撮ってみました。

アングルも構図も違いますが、ポテンシャルは比べられるかな…。
まあライティングが全然違うので単純比較はどうなのかと言う感じなんですが。

なおこちらも確か100㎜マクロだったはず。正面顔のカットの背景のボケを見て貰うとわかるんですが、エッジがかなりキツイです。Lrの段階フィルターでシャープネスをマイナス方向にかけてこれで、オリジナルはだいぶ厳しい感じでした。

ボケ感で言うとシャープネスがかなり低い分、24㎜の方はだいぶマイルドな感じで、距離感がちょうど良いと僕の好きな感じにボケてくれて好きです。まあ解像の方は、ね。うん、まあね。

フユシャクが乗っている柱の後ろに電柱があったので、電柱にも弱めにライティングを当てて背景のアクセントにしてみました。こう言うぽわっと柔らかい感じが僕の好みなのかも知れません。割と多用しがち。

と言ったところで今日はおしまいです。
ここの所調子が優れないのでいつまで継続できるかわかりませんが、あともう少しだけ、自分が撮りたいと思っている場面に出会うまでは頑張りたい…かなあ。

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