今日は動体撮影のテストをしたくて朝から大阪国際空港の猪名川土手へ行ってきました。

テストの方にあんまり触れても仕方ないので軽くだけコメントしておくと、やはり前評判通り動体には不向きと言う感じです。AF精度はFマウントの時に比べて格段に良くなっているのですが、ファインダーのロストが長く、移動距離の大きな物を連写で追うのは厳しいかなと。残念ながら完全移行には至らず、当面ダブルマウントでの運用となりそう。

とりあえず最低限のテストをやった所で、めちゃくちゃ飛行機に興味あるって訳でも無い僕は、飛行機を撮ってる横で鳥さん眺めてました。

すると茂みでガサガサしていたモズ子が…

ひょいと枝にやって来て…?ゴソゴソと…?

なんだかとっても満足気です。

よくよく見ると…

はやにえがありますね。

こんな時期でもよく直翅を見つけるなあと感心しました。季節的にもビジュアル的にも尊い犠牲となったのは越冬中のツチイナゴでしょうか。生物の事に詳しくなくても、観察していると生物が色々教えてくれる事は多いので、中途半端に知識を付けず先入観無しで観察に没頭すると言うのも一つの自然との接し方だと僕は思っています。

こうやって作られたはやにえも時々忘れられてしまう事があるようで、無益な殺生ではないかと言う考えもできますが、忘れ去っても問題ない程度には餌がある状態とも言えるので、間引きとしてもしっかり機能しているのではと言う推測も出来そうです。まあその辺は専門の方に聞いてみた方が良さそうですが。

また何故はやにえを立てるのかには諸説あるようですが、わざわざ枯れ草の奥深くに潜って行き獲物を捉え、完品のままはやにえを立てた事からすると、食べ残し説や殺戮本能説は無さそうに見えます。まあたった1例で否定するのもどうかとは思いますが。

ちなみに幾度となく言ったと思いますが、僕が鳥の中で一番好きなのはモズです。その姿を見ただけでなんだか嬉しくなってしまいますが、やっぱりちょっと警戒心強いですし、逃げられないようにギリギリまで詰めて…と言うのは鳥の場合結局圧をかけている事になるので余裕をもって撮れる良い望遠欲しいですね。流石にズームレンズにTC-20EIIIの組み合わせでは色々厳しかったです。

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