3月に「Godoxのフラッシュはメーカー混ざると何かの機能が使えなくなるって聞いた」と言う話を聞きまして。

何が言いたいのかって言うと、例えばGodoxのTT350のNikon用TT350Nと、SONY用TT350Sを混ぜて使うと何かの機能が使えなくなる、と、そう言う趣旨の話らしい。

で、まあマウント跨ぐとTTLが使えなくなるのは当然だから、多分使えないって言ってるのはハイスピードシンクロだろうなあと思って検証してみた。まあハイスピードシンクロが使えなくなるのも当然と言えば当然なのかもだけども。

左から順にTT350N(Nikon用)、TT350O(Olympus用)、SB-700(Nikon純正、X1R併用)、TT350N(Nikon用)。

カメラの設定は絞りF4、SS1/800、ISO64。まあ御覧の通りTT350Oがシンクロできてない。上の写真だと若干わかりづらいかも知れないので、絞りF16まで絞ったものも見てみよう。

完全にTT350Oの前だけ真っ黒なのでシンクロできてないのがお分かりいただけるかと。ちなみに撮影時にTT350Oは一応ちゃんと反応はしていて、光る事は光っている。

なおSB-700の前が一番明るいが、SB-700はGN28、TT350はGN60。この差はカタログスペックのマジックから来ている。と言うのも、カタログをよくよく見ると、SB-700は(フルフレーム/35mm/ISO100)とあるが、TT350は(フルフレーム/105mm/ISO100)。照射角が全然違うので差が出るんね。この照射角は水道のホースと同じで、口を絞れば遠くまで水が飛ぶのと同じような物。要するに照射角が狭い程、GNは大きくなる、と。

まあそれを差し引いてもSB-700のがパワーあるように見えるけども。

なんか脱線したけど、普通に買ってれば対応メーカーが混在する事ってまあ無いのでそこまで気にしなくてもいいはずだけど、ダブルマウントの人とか、マウント乗り換えする人とかは気を付けましょう。って言う話でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です