庭の山椒の木で、キバラモクメキリガ的な幼虫とハバチらしきものが対峙していた。
しばらく様子を眺めていたが、ハバチが執拗に幼虫の方へアタックを繰り返し、幼虫はハバチの触覚が触れる度に頭を振り回して暴れている様子だった。
とは言え体格差があるせいか、幼虫の頭の一振りでハバチはひるんでしまい、なかなか侵攻できない。
引き続き眺めていたが、ハバチは幼虫本体にはあまり興味が無いような…?
どうも幼虫が体を反らした隙に先端へ行こうとしているような気配だが、幼虫がガッチリホールドしている足場の方に行きたいようにも見えた。足場が一体何なのかはわからないが、蛹のような卵のような、そんな物体。
見ようによっては幼虫の尻の方の背面が負傷しているようにも見えるし、そちらを攻めたかったのかもしれない。とは言えハバチは飛んで背後に回ればいいだけなのにそれをする様子も無かったので、何がしたかったのかはまるで分らないが。
そうこうしている内に幼虫の頭がハバチにクリーンヒット。
ハバチはどこかへ吹き飛ばされて行ってしまった。
安堵(?)する幼虫。
この後ハバチが戻ってくる様子もなかったし、雨が降り出したので撮影を中断したのだが、雨が上がった6時間後。様子を見に行くと…
再び激闘が繰り広げられていた。
この長い戦いはいつ終わりを告げるのか…。
これはヒメバチですね。寄生蜂かも?
おおう、ヒメバチでしたか。虫わからんが過ぎる…。ありがとうございます。
今日の昼見たら幼虫の方はその場から動かず痩せ細って、風前の灯という感じでした。
幼虫にくっついてるやつですが、双翅目の幼虫のようにも見えますね。
ちょっとずつ食われてるのかな。
おー、双翅目の幼虫の可能性が…!
それならキリガっぽい幼虫が身動き取れずに弱ってる理由も納得な感あります。
今はキリガ幼虫のポジショニングのせいで見づらいですが、またくっついてる方も撮影してみます。