ヤマカガシ(山楝蛇 黒化型)

蛇と言う生物は、顔の表情だけでなく全身を使って感情…と言うか今置かれている状況を体現する。
僕の求める蛇の姿は、自然の中で暮らす蛇本来の表情、仕草。

この写真は移動中のヤマカガシが進路上に巨大生物(ヒト)を見つけ、移動の姿勢はそのままでありながら「もしかして見つかった?」と言わんばかりの緊張が走った表情と体に注目して見て欲しい一枚。
追い詰められた蛇と違って体は移動途中の緩やかなカーブを描いたまま、少しだけ頭を持ち上げ周囲を確認する緊張と弛緩の間の姿。
僕自身野生の蛇はもう万単位に届きそうな位の個体数を見てきたが、正面方向から移動途中の蛇にばったり出くわすパターンと言うのは結構稀。
多くは木漏れ日のさす暖かい所で蜷局を巻いていたり、人の気配を察して逃げて行く姿だったり、或いは林道を横切る形で移動して行ったり…と言う姿が殆ど。

こう言う写真は本当に撮りたかった写真のうちの一つ。
自分の撮り方はほんと実りの少ない撮り方だけど、少しでもこの良さをわかってくれる人がいると嬉しい限りです。

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