立派なヤマカガシの成蛇に出会った。

道路を挟んで向こう側の斜面でこの姿勢を保っていたが、通行人を警戒していたのだろうか。表情からしても油断しきっている感じではない。かと言って人に怯えている顔でもない。長時間に渡りこの姿勢を維持していたので、真横を通った人間も全然その姿に気付いていないようだった。

基本的に臆病な個体は慌てて逃げてしまい、自ら音を立てて気付かれると言う失態を取る事が多いのだが、この個体がここまで大きくなれたのは慌てず動じないその性格故かも知れない。まあこの性格も天敵となるような獣が多い地域では仇となりかねないのだが。

ちなみに道を挟んでの撮影なので望遠での撮影。一応動画も撮っては見たのだが、重量級のレンズを支える人間の苦悶の吐息が音声に乗ってしまったので残念ながらお蔵入り(笑)

音声が残念な事になってしまっているので無音動画だが、良ければ見てやって欲しい。最初は置物かと思う位に大人しかったが、34秒付近で少しだけ動くので生きているとわかるはず。なお重たいレンズを片手保持のため途中手振れが酷い場面があるが、ご容赦願いたい。それから本来かなり長い動画だったのだが、特に変化がある動画でもないので40秒程度で切っておいた。

それから今年のような気候の場合、やはり我が地域では黒化型の幼蛇がよく出るようだ。昨年と2016年は通常のタイプが大量に出ており、2017年は半々と言った印象だったが、今年我が地域で見かけるのは例外なく黒。まだエビデンスは不十分なので、推測の範囲を出ないが、幼蛇の色は特定の条件(+遺伝)に影響を受けそうだ。

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