昨年頭位から普段あんまり使ってないレンズを持ち出して色々写りのチェックしたりピント調整したり、或いは光の状況に合わせて撮り方を色々試し、ただただ写真の練習に時間を費やした。
毎日のようにフィールドに出てデータ撮りまくったのでボチボチ結論出していいかなーと。

取ったデータまとめると、夜間ライティングありで撮影するようなシーンではD750だろうがD500だろうが、ライティングさえしっかりできる状況なら特に何も困らない。
要するに光線状態が良くて、ベース感度のISO100が使えるシーンでかつ各種マクロレンズや35mm単等の元々描写が良いレンズならば、あとは撮り手がやらかさない限り大丈夫。

少なくとも自分が所有している単焦点組は50mm f/1.4Gを除き、上手く撮れなかったらそれはもう撮り手の腕の問題か、環境が悪すぎるかどっちかなケースが殆どだった。
除外した50mm単も、明確に緩い描写を利用する目的で撮るのならとても良いレンズ。
ただし先日の飛行機写真のように高コントラストな被写体になると、パープルフリンジビシバシ出るので、絞らないと使い物にならない感じ。

一方でズーム組は明暗分かれた感じがある。
まず28-105mm 4.5-5.6D。
このレンズは正直思っていたより全然良い。
多少感度が上がっても、D500にせよD750にせよ問題なく使える印象。
特にボケ味をあまり気にしなくていいような風景ジャンルでは積極的に使いたい感じだった。

次にTAMRON 28-75mm F2.8。
こいつも開放でやや緩めな事、周辺の解像がやや甘い事を除いてとても良いレンズ。
折角だから開放F2.8を活かしたいので、28-105Dよりかはスナップや、近接撮影の方が向いていると思う。

Zoom Micro Nikkor 70-180mm 4.5-5.6D。
こいつはちょっと思っていたのと結論が違った。
違ったとは言っても最強の便利マクロだとは思うのだけど、今に比べて低画素だったD90時代とは違い、日中積極的に手持ちで使うには少々苦しい。
と言うのも、感度が少しでも上がるようなケースで撮ると、途端に暗部がでろでろになってしまう。
結局は良い光線状態で撮りましょうってのは変わらない。
逆に、フラッシュの光が届く限界のある夜間フィールドなんかでは、180mmと言う焦点距離がかなり絶妙で扱いやすい印象。
焦点距離的に届かないようなシーンではどうせフラッシュ光もろくに届かないので結果扱いやすいと言う。
夜のマムシ撮りなんかで結構活躍した。

最期にDX用 55-300mm。
僕が唯一持っている望遠。と言って良いと思う。
D90時代なら、解像しているように見えていたのだが、D500で使うと全くもって使い物にならない。
AF調整しても前にずれたり後ろにずれたりで精度が全く出ず、AFに任せていてはバチピンくる事なんて殆どないんじゃないかな。
割とイージーな状況でも外してくれるので、どうしようもない。
上のジョウビタキの写真も55-300で撮ってきたんだけど、まぁ後ピン。こりゃあ無理っすわ…。

・・・と言う訳で、日中撮影用の望遠レンズだけはさすがになんとかしたい感じになってしまったけど、どうしようかなあ。
自分の撮影スタイル的には手持ちできるサイズが理想で、市街地近くでも使う事を考えれば小型であるに越したことはない。
って言うともう300mm f/4 PFしかないじゃんって感じではあったりするんだけどw
用途が違うのは重々承知で、70-200mm f/2.8Eや200-500mmなんかも気になるし、悩ましいねえ…。
ただどれを選んでも今のカバンに入らないって言うのがかなり苦しい。
気に入っている35mmや、等倍マクロ、超広角、SB-700までは確実に常備したいのでスキマがないのよね。
市街地ぶらぶらするのに登山用のリュックじゃかなり不審だしな~。
皆さん機材の持ち運びどないされてるんでしょな。

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