だいぶ前に試作した虫の目レンズの部品にしていたレンズを結構前に売ってしまったのでどうしようかなーとか考えるなど。
以前試作したのは↓
アダプター類とかステップアップ、ステップダウンリングが手持ちに不足していて、買い足す気分にもならんから3枚重ねとかやっちゃってるんでそこは要改善。
C→フィルターネジの変換ももうちょいスマートにしたいところなので良いアダプター見つけないとだけど、これもあんまり良いの無いね。
とりあえずこれで前よりはだいぶ寸法的にも重量的にもコンパクトになって、画質面もほぼ変わらんからまあこんなもんかな感ある。
画質の改善は前にもちょろっと触れたけど、対物部のレンズの分解能が上がらないとなんだけど、この手のレンズは本来の用途的に高解像を求められないので、広角で画質が良いのって出てこないんよね。公称で3Mp,実用で5〜8Mpが限度かなーってところで、それ以上は多分解像が追いついてないはず。大抵の人はSNSか縮小画像載せてるからアラは見えんと思うし。
光学性能だけで言えば魚露目の方がポテンシャル自体はあるはずで、魚露目のマスターとなり得るスペックのレンズが出てきさえすれば自作虫の目は軽く超えられるとは思う。とは言え近年そう言ったレンズはほぼ出てこないのでこちらも画質の改善が今のところ見込めない感じになってる。
今現在世に送り出されているレンズで、巷の人々の構成なども考慮に入れて考えると、自作虫の目は対物レンズの性能は95%ぐらい引き出せている状態で、残りの数%をマスター部分やセンサー性能でまだ微増できる状態、ほぼ対物部の性能は使い切ってるような感じかなーと。
一方で魚露目の方は魚露目の性能自体は85%ぐらいしか引き出せていない感じで、適したマスター不在が長い感じ。ポテンシャルを引き出せるなら魚露目の方が、対物部のレンズに更新が無い限り画質は良くなりそうな印象だけど、現状ではまだ自作虫の目の方が画質面で上回ってる感じ。
なんにしても画質を上げようと思うと細々した部品1個1個の精度なり品質なりを上げる他無いので、案外真面目にやるとコストかかってしまうのが難しいところ。予算が潤沢にあって、虫の目で背景ガッツリ取り込んで撮れる環境があればもうちょい力入れる所だけど、今はバランス考えるとこんなもんかなーと。
なお今回もボディはZ7だけど、こう言うのやるならE-M1 mkIIみたいなボディの方が適性は高いわな。部品にするレンズもMC105はただそこにあるから使ったに過ぎないので、もっと適したレンズでやれば画質的にLaowa24と遜色ないレベル(中央で勝てて周辺で負ける感じぐらい)までは上がるはず。
多分ね。
それよりも今はなんかスマホマクロもうちょいなんとかしたい感あるが、なんか良いスマホねえかなあ。
ライティングとかはちゃんと作るつもりで、運用的にはコンデジのようにカメラ専用として使う気満々だから他の機能一切求めないんだけど、良いの知ってる人おったら教えてたもれ。
もし適したの手に入るようであれば、カメラアプリはスマホマクロに適した感じの自作してみようかなーと今のところ考えておる。予定は未定だし、ハードありきなのでまだ検討段階だけどもな。
いやー…
どうなんだろうなあ…
コンデジを何とかするパターン①と、スマホマクロがまともそうな機種でライティングとソフト作るパターン②と、普通のスマホに対物レンズを用意してソフトも作るパターン③と、Nikon1とかEOS MとかPentaxQみたいな小型ミラーレスを何とかするパターン④と、結局どれが一番使い勝手と画質のバランスがいいかよくわからんが、とりあえずなんか試してみたい感はある。
③は経験上ちゃんとやればやるほどスマホとして使いたい時にパーツ取り外すのめんどくさい&カメラ運用するとバッテリー消費がヤバイから、出先とかで使い辛いので候補からは外したいのだが…。